最年少のマスターブレンダー

ニュイエトワーレのマスターブレンダー担う”Taichi Kato”は17歳にして、ブリューム・プランタニエールを完成させました。
ブレンドを行う前の茶葉は30種類以上、さらにローズやマリーゴールド、ミントなどのハーブを加えると、それは無限大の組み合わせになります。
大量のサンプルの中から、インスピレーションを元に何種類ものリーフをブレンドして、試飲を繰り返しレシピを考える所から始めます。

本当にそんな事が可能なのか。
マスターブレンダーというのは名ばかりではありません、彼の逸話の一つにこんな話があります。
「ダージリンの農園を当てるゲームをしているんだ」

ダージリンの紅茶は有名で、特にファーストフラッシュとセカンドフラッシュが日本では人気があります。
少々紅茶が好きな人であれば、春摘み夏摘みをの違いは分かるかもしれません。
ところが、彼は春摘み夏摘みを判断するのは当たり前、抽出したお茶の香りと味わいで生産した農園を当ててしまう程の能力があるのです。
ダージリンには90箇所近い茶園があります。インドだけでも500種類以上、セイロン、キームン、中国茶、ブレンドティーなどを入れると優に1000種類以上のテイスティング経験があるのです。

ブレンドというのは奥が深く、個性が無い「つまらないお茶」と思ったものでも、個性の強いハーブと合わせてあげることによって、途端に華やかな美味しい紅茶に化けてしまう事があります。
彼は0.1g単位でブレンドを調整して美味しさを引き出す、その魔法を持っていると言っても過言ではありません。



※就学中のため顔写真は公開しておりません。左がKato、右がOhashiです。


香りは抽出時間や、温度によっても大きく変わります

紅茶は日本茶とは異なり、出来る限りの高温で入れるのが良いとされています。
例えばブリューム・プランタニエールでは、ティーカップ1杯に対して、3gの茶葉を入れて
95度のお湯で2分30秒待つのがお勧めの入れ方です。
90度以下の低いお湯で入れると、あまり香りが出ないのでご注意下さい。

ポットのお湯というのは意外にも冷めるのは早く、沸騰したてのケトルを30秒経ってから使うと
100度で湧いていたお湯が、あっという間に95度位になることもあります。
つまり、プランタニエールの場合は沸騰したお湯を、一呼吸してから抽出するのがお勧めです。

慣れてきたら、好みによって抽出の時間を長くしたり、短くすることによって味や香りが変化します。
ぜひ、自分にぴったりの香りや淹れ方を見つけて下さい。